金子信久

慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。福島県立博物館学芸員を経て、府中市美術館学芸員。

論文に「福島県立博物館阿弥陀二十五菩薩来迎図について」(『福島県立博物館紀要』3、1988年)、『白河市史』10(「美術・工芸」のうち「仏画」、1992年)、「亜欧堂田善筆「浅間山真景図屏風」の成立過程」(『美術史』42、1993年)、「亜欧堂田善の銅版江戸名所図群に関する絵画史的検討」(『國華』1220、1997年)、「美術における色材の歴史的変遷の考察(1)-“洋風表現”に表わされた緑色をめぐって」(安村敏信・降旗千賀子との共同執筆、花王・学芸員研究助成報告書、2003年)。

著書に『江戸かわいい動物』『日本おとぼけ絵画史』『作家別 あの名画に会える美術館ガイド 江戸絵画篇』(いずれも講談社)、『もっと知りたい長沢蘆雪』『ジュニア版もっと知りたい世界の美術1 北斎と広重』『ジュニア版もっと知りたい世界の美術3 若冲と応挙』(いずれも東京美術)など。