百年、二百年、そして数百年……長い歳月の中で受け継がれてきた古書画。 今なお人々を魅了してやまない一幅の絵や書の裏には、その美を支えてきたさまざまな伝統の技があります。傷みを修理して生まれ変わらせる表具師から、大切な軸を入れるための箱を手がける指物師まで──次世代に伝えたい、京都の技を紹介します。 併せて、松本松栄堂でご紹介している現代作家による現在進行形の活動もレポートしていきます。